想像してみてください。
あなたの会社の得意先の社長さんと会話をする機会があったとして、その社長さんの前であなたは「全然」「全く」という言葉を発せられますか?
普段、親しい友人や家族、職場での日常会話であれば「全然」「まったく」というフレーズを使っても、問題ないでしょう。
しかし、ビジネスシーンでは複数の人を交えた取引先との商談時や目上の人と話すときなど、普段遣いの言葉で表現するのがふさわしくない、改まったシーンがあります。
そんなときでも、いくつかの言い換えフレーズを覚えておけば、改まったシーンに対応する事ができます。
品格くん
ビジネスシーンを通じて、内容にふさわしい言葉を適切に使い分けることで、品格を磨きましょう。
「全然」「まったく」という言葉が喉まで出てきた時、以下のフレーズ(※言い換え下段)を用いてみましょう。
さっぱり
- 二次会後の事については、まったく覚えておりません。
- 二次会後の事については、さっぱり覚えておりません。
皆目(かいもく)
- 全く見当もつきません。
- 皆目見当もつきません。
並外れる(なみはずれる)
- 当社とは全く規模が違いますね。
- 当社とは並外れて規模が違いますね。
一向に(いっこうに)
- いえ。気にしておりません。全然平気です。
- いえ。気にしておりません。一向に平気です。
何ら(なんら)
- あのような言動、全然気にしてませんよ。
- あのような言動、なんら気にしてませんよ。
断然(だんぜん)
- 全然、こちらの方が良いじゃないですか。
- 断然、こちらの方が良いじゃないですか。
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」礼儀であなたの品格を磨きましょう!