社長秘書室課長
礼儀長(れいぎちょう)
礼儀長:愛知県出身、名古屋市在住。 「年上や目上の人に対し、敬意をもって接する事を信念に、礼儀を重んじて、敬語を追求してます。」
シーン別敬語

「手元不如意なもので」会社の飲み会、上司や先輩からのお誘い断り敬語フレーズ5選

会社員なら誰しも、上司や先輩から食事やお酒に誘われたことがあるでしょう。

仕事が終わった後は、あなたのプライベートな時間です。

とは言えプライベートな場であっても、上司や先輩に対しては、言葉づかいに気をつけて、相手を立てなければなりません。

「できれば行きたくない」「早く切り上げたい」でも上司からのお誘いは断りづらいですし、言い辛いですよね?

上司の誘いを週平均3回(毎回終電 or タクシー)を10年間続けた礼儀長が、会社の飲み会、食事のお誘いの断りフレーズを中心にまとめました。

よほどの理由や目的が無い限り頻繁な誘いが続くようであれば、断ることも大切です。

礼儀長アドバイス

礼儀長
礼儀長
上司や先輩からのお誘いを受けたとき、相手がお酒好きで、誘いが多くなれば、あなたは都合の良い飲み相手。便利な「YESマン」になってしまい、大切なプライベートの時間を削る羽目になります。

誘いを断るときのフレーズ5選

「お誘いありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えたあとで断るのが基本です。はっきり「ノー」と断ってはいけません。「誘ってやったのに失礼なヤツだ」と相手を怒らせしまう可能性もありますので、丁寧な表現を用いて断りましょう。

断りフレーズ①「遠慮させていただきます」

誘いを断るときの一般敵なフレーズです。「遠慮する」という言い方をすると角が立たないので、勧誘や協力の申し出などを断るときなどにも使えます。

  • 今回は遠慮させていただきます。
  • 本日は遠慮させていただきます。

ストレートに「お断りします」と言うと、相手は全面的に拒絶された印象を持ちかねないので、「遠慮させていただきます」とへりくだり、相手を立てる姿勢を示しましょう。「今回は」「本日は」とつけることで、全面的に拒んでいるわけではないことが伝わります。

礼儀長アドバイス

礼儀長
礼儀長
ただしこのフレーズで断った場合は、次の誘いは快く受けるか、断りたいのであれば同じフレーズでは、拒絶感を与えかねないので、伝え方は変えた方が良いでしょう。

断りフレーズ② 「予定が入っているとき」

予定が入っていて、断るときのフレーズです。この場合、その人を拒んでいるのではなく、「行きたいけれど、残念なことに事情があって行けない」「たまたま都合が悪い」という事情が伝わるよう、未来につながる言葉を添えて伝えるのがポイントです。

  • 本日はどうしても外せない予定が入っておりまして。
  • また何かの機会に、ぜひお声をおかけください。
  • せっかくですが、その日はあいにく動かせない予定が入っておりまして。

メールの場合

  • また機会がございましたら、ぜひともお誘いいただけると幸いです。
  • また何かの折にお声をおかけいただければ幸いです。

礼儀長アドバイス

礼儀長
礼儀長
「大事な約束」と言うと、上司の誘いよりそちらのほうが大切という風に受け取られますので避けましょう。「どうしても外せない予定」「動かせない予定」と言えば、常識ある社会人であれば、詮索せず、理解してもらえるでしょう。

断りフレーズ③ 体調が悪くて誘いを断るとき

体調が悪いときに誘いを断るときのフレーズです。

  • せっかくのお誘いなのですが、風邪気味で体調が万全ではありません。

礼儀長アドバイス

礼儀長
礼儀長
体調不良を理由に誘いを断る場合でも、会社には出社しているのですから、「風邪気味」程度の理由を添えるまでに留めましょう。軽症でない症状を伝えるとかえって、上司や先輩を心配させますし、最悪会社を休まざるを得ない事にもなりかねません。

「次回は必ず参加させていただきますので、またお声かけいただけますでしょうか?」と伝えれば、相手も次の機会に誘いやすくなります。

断りフレーズ④ 上級者編 「手元不如意」

給料日前や金銭的な事情で誘いを断るときのフレーズです。

  • 手元不如意なもので、またの機会にぜひ。

聞き慣れない言葉だと思いますが、手元不如意「てもとふにょい」と読みます。親しい友人、同僚であればストレートに「給料日前なので行けません」と伝えても問題ありませんが、先輩や年上の知人などからの誘いを受けたときには金銭的な事情ば婉曲的に伝えるのがベストです。「不如意」は意のままにならないことで、「手元不如意なもので」で知的に家計の苦しさを伝えられます。

礼儀長アドバイス

礼儀長
礼儀長
奢ってくれる事がわかっている先輩などには、かえって気を使わせてしまうので注意が必要です。

断りフレーズ⑤ 上級者編「よんどころない事情」

自分は行きたくない。そんなときに便利な誘いを断るフレーズです。

  • よんどころない事情ができまして。
「よんどころない」は「拠り所なし」から転じた言葉で「やむをえない、そうするしかない」という意味です。「心ならずも断る」というニュアンスが伝えられます。

礼儀長アドバイス

礼儀長
礼儀長
「よんどころない」という言葉を聞いた事のない人から意味を聞かれると、せっかく濁した表現を用いているのに、説明するのも厄介で、本末転倒です。質問されたら「外せない予定ができた」などと答えると良いでしょう。申し訳なさそうに言えば、常識のある社会人であればそれ以上の理由は聞かないはずです。

最後に

私は10年間(毎週平均3回)、上司の飲みの誘いを一度も断らず、まさに都合の良い「YESマン」な生活をしていました。その間に昇進もしましたが、因果関係はわかりません。そして代償として10kgの体重増量と大切なプライベートの時間が自由に使えませんでした。

仕事が終われば、あなたのプレイベートな時間です。

プライベートの時間はあなたの意思によって選択できるはずです。

私はプライベートは「神聖」であると考えています。そんな神聖な時間も人生の中では限られています。あなたは何を優先するのか。

礼儀ある敬語表現を用いて、皆さんの神聖な時間が少しでも多く確保でき、有意義な時間になれば幸いです。

礼儀長
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!