さまざまなやり取りがあったものの、最終的に相手の要望に応えられなかったとき、精一杯検討した結果、「この件に関しては、これで交渉は終わり」であることを告げるときのフレーズです。
礼儀長
今後、お付き合いがなさそうな相手であっても、丁寧に締めくくるのが礼儀ですね。
①ご期待に沿えず申し訳ございません
相手の要望に応えられなかったときのフレーズです。
- せっかくご連絡をいただきましたのに、ご期待に沿えず申し訳ございません。
②ご容赦賜りたく存じます
「ご容赦賜りたく存じます」は「この件に関する交渉は終わりです。どうぞご了承ください」というニュアンスを暗に含んだフレーズです。
- 見積もり金額につきまして社内にて検討を重ねましたが、貴社のご希望に沿えなかったこと、ご容赦賜りたく存じます。
礼儀長
最終的に相手の要望に応えられなかったときに使います。
③事情をお察しいただき、ご了承(理解)いただければ幸いです
「できる限り精一杯対応しました。どうかご理解ください」というニュアンスを含ませて締めるフレーズです。
- ご提示した見積書は精一杯のものですので、事情をお察しいただき、ご了承いただければ幸いです。
- すでにお申し込み期日は過ぎておりますので、事情をお察しいただき、ご理解いただければ幸いです。
④お力になれず申し訳ございません
相手の要請を受け、協力したものの目的を達成できなかった場合に使うフレーズです。
- せっかくのお話ですが、現在対応できるスタッフがおりません。お力になれず申し訳ございません。
- 貴社の入札に参加することがかないませんでした。お力になれず申し訳ございません。
礼儀長
協力そのものができなかったときなどにも「お力になれず」という文言を使います。
⑤またの機会にぜひお願いいたします
今回の取引が成立しなかったものの、今後もぜひお付き合いしたい相手に伝えるフレーズです。
- 今回はご縁がありませせんでしたが、またの機会にぜひお願いいたします。
礼儀長
今後付き合う可能性のない相手には、希望を与えないために、安易に使わない方がよいでしょう。
⑥貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます
会社対会社のフォーマルな挨拶の中で、断りの文言の最後に付ける定形フレーズです。
- 今般はご縁がございませんでしたが、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
礼儀長
会社対会社のフォーマルな文章ですので、今後お付き合いがなさそうな相手に対しても、丁寧に締めくくるのが礼儀です。
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!