社長秘書室課長
礼儀長(れいぎちょう)
礼儀長:愛知県出身、名古屋市在住。 「年上や目上の人に対し、敬意をもって接する事を信念に、礼儀を重んじて、敬語を追求してます。」
礼儀長のブログ

「タメ口っていうことは私より年上なんですよね?」職場でタメ口を使われたときの対処法(実践編)

私は会社で親しくもない年下からタメ口を使われるのが大嫌いです。

親しい間柄でもないのにタメ口を使われた時、タメ口を使われていることで、相手の話している内容が頭に入ってこないことはありませんか?

「んっ!?なんでタメ口?」タメ口を使おうという相手の姿勢に対して、理解に苦しみますよね。どうしたものかと、対応にも困りますよね。

親しい間柄を除いて、ビジネスシチュエーションにおいて

タメ口を使うことが適切なシーンなど一切ありません。

そんなタメ口を使われるのが大嫌いな私が状況に応じた対処法をご紹介します。日々実践中なので是非参考にしてください。

初対面で、タメ口を使われた場合

ビジネスシチュエーションにおいて、初対面でタメ口を使うことは非常識です。「ムッ」とするかもしれませんが、タメ口を使われた場合は「非常識な人も世の中にはいるもんだ」と割り切ることが大切です。

自分以外の「人」は変えられませんし、変える労力が無駄です。

非常識な人ということがわかったのであれば、今後一切の関わりを避けるのが得策です。

 

明らかに年下からタメ口を使われた場合

明らかに年下からタメ口を使われるケースで考えられるのは、相手があなたのことを年下だと勘違いしている場合でしょう。親しい間柄でないにも関わらず、年上と知ってタメ口を使う人は日本人である以上殆どいないはずです。

中途入社などでは、あなたが年上だとしても、見た目であまり差がない場合などでは「社歴は先輩」という立場を利用し、先輩風を吹かせたかったりあなたをマウントしたいがためにタメ口を使うことが考えられます。

このような場合、できるだけ早い段階で、勘違いを解く必要があります。あなたが年上であることを示しましょう。

 

同い年からタメ口。だからといって、仲良くしたくない場合

タメ口と言うくらいですので、同い年でのタメ口は致し方がないかもしれません。しかし、それは学生まででしょう。社会人であれば、敬語が基本です。敬語を使うことで相手との距離をコントロールすることが出来ます。

あなたが距離を置きたいと思っているのにも関わらず、相手がタメ口を使う場合は、相手があなたと仲良くなりたいと思っているか、そもそも敬語が使えない・敬語を使う気がない可能性のどれかが考えられます。

「この人とは仲良くしたくない」「馬が合わない」など直感で思うことがあれば、迷わず距離を置きましょう。

礼儀長
礼儀長
自分以外の年上に対してもタメ口を使っている場合は、敬語が使えない人だということがわかります。 お互いタメであることがわかっているのであれば、あなたもタメ口を用い軽くあしらって、適度に距離を置くこともありかもしれません。

年齢を確認することで、相手のタメ口を諌める場合 オブラート編

やんわりと年齢を確認することで、相手のタメ口を諌めましょう。

確認する際の質問フレーズ

  • 失礼ですけど、年齢はおいくつですか?
  • 私よりお若いようですが、何歳でしょうか?

年齢確認後の返事

  • 私より○○才下なんですね。
  • 私の○個下ですね。
礼儀長
礼儀長
あなたのことが年上だということがわかれば、今後の言動を改めることでしょう。

 

相手の年齢を確認することで、タメ口を諌める場合 ダイレクト編

「ごめんなさい」と、相手に謝罪の言葉を促すための確認方法です。

確認する際の質問フレーズ

  • タメ口っていうことは私より年上なんですよね?
  • タメ口っていうことは私と同い年だったんですね。
  • タメ口って事は、わたしと同い年ですか?私は今年で○○才でになるのですが、失礼ですけど、年齢はおいくつですか?

年齢確認後の返事

  • えっ!?私より、年下なんですか?年上にタメ口使うタイプなんですね。
  • 年上にタメ口使うのは失礼ですね。
礼儀長
礼儀長
年下が目上の立場である年上の者に、タメ口を使うのは失礼です。躊躇することはありません。淡々と確認して、伝えましょう。

会社であればある程度の年齢は周りの人に聞けば確認できるはずです。事前に年齢は確認しておきましょう。

年下のタメ口を諌める質問をするタイミング

冒頭にも記載させていただきましたが、基本的に会社に行けば会社はビジネスシチュエーションですので、タメ口なんて礼を失するコミュニケーションなどありえません。なので、タメ口を使われる時というのは、予期していないのがほとんどだと思います。

私が実践しているタイミングをご紹介します。2パターンあります。

  1. 初対面。でもしばらく一緒に居なければならない場合
  2. ターゲットロックオン!

基本的に初対面でのタメ口には反応しません。今後一切関わりをもたないだけです。しかし、社内研修など一定期間初対面の相手と一緒にいなければならない時ってありますよね。そんな時はタメ口を使われ続けるのに耐えきれないと感じた時がタイミングです。オブラート編でご紹介したように、やんわりと年齢を確認しましょう。

次に初対面のでタメ口の機会を逃すなどして、タメ口を使われ続ける関係になりつつある場合です。明らかにタメ口を使ってくる失礼な人間が特的できたわけです。ターゲットロックオンの状態です。タイミングとしては次に出会った時ではなく、相手からタメ口で話しかけられた瞬間です。ダイレクト編でご紹介したフレーズを淡々と質問し、冷静に返事してみてください。

ちなみに私はまばたきせず、相手の目を無表情で見つめながら質問します。

ポイントは相手から話させる事です。親しくないため、話しかけられる内容は仕事に関連する質問系になります。年上に質問しておいて、その口の聞き方はないだろって事になります。

「人に尋ねておいて、年上に対してタメ口は失礼だろ。」

だいたいこのフレーズで、解決します。

礼儀長
礼儀長
最後までブログ見て頂きありがとうございます。「人は変えられません。でも自分は変われます。」 礼儀であなたの品格を磨きましょう!